2014年3月27日木曜日

Little Monster ロイヤル・ブラッド (Royal Blood)

「この世の中はなにもかもがリミックス」なんだとか。アーティストの仕事というのは,自分自身の経験を,音楽のような既存の様式に組み込んで作品を作り出すことだと言われています。このため,あるアーティストが非常に性的な作品や物議をかもすような曲を書くと,世の中はそれがアーティスト自身の体験に基づいて作られていると取る場合が少なくありません。確かにAdam LevineやTaylor Swiftのようなアーティストは実体験を基に作品を作っていて,それが彼らの生活の記録(ライフログ)のようになっていますが,そうはいってもアーティストがすべからくその手法をとっているかというとそれはまた別の話でしょう。そうでなければあのUsherはセックス依存症ということになってしまいます。
Someone said "Everything is remix."  It's said what artists do is to weave their own experiences into an existing art form, such as music to create their work.  So when an artist writes a song which is very sexy, controversial or disturbing, people often think it's based on a true story, or true story of the writer's.   Some artists like Adam Levine and Taylor Swift seem to write songs based on their own experience.  Their songs are somewhat their lifelogs.  I don't think, however, every artist takes the same approach to produce their music.  Otherwise, Usher would be a sex addict.  
Little Monster  (Royal Blood)
Hey Little Monster
I got my eye on you
Where are you going? Where you running to?
Hey Little Monster
You know it's all okay
I'm gonna love you, no matter what you say

I got love on my fingers, lust on my tongue
You say you got nothing, so come out and get some
Heartache to heartache, I'm your wolf, I'm your man
I say run Little Monster, before you know who I am.

Hey Little Creature
Tell me what's on your mind
Where've you been hiding? Can I come this time?
So pleased to please you, and rip that heart off your sleeve
Let me discover

I got love on my fingers, lust on my tongue
You say you got nothing, so come out and get some
Heartache to heartache, I'm your wolf, I'm your man
I say run Little Monster, before you know who I am.

よお,リトル・モンスター
お前に目をつけたんだ
これからどこへ行くんだよ
どこへ逃げ出すつもりなんだよ
なあ,モンスター
わかってるだろ
心配ないってこと
これから大事にしてやるよ
お前が何て言ってもな

落とした女はいくらもいたし
ヤリたい気持ちも隠さない
何もないって言ってるけど
それなら出てきて手に入れろよ
傷つけられたら傷つけ返す
女を食い物にするヤツなんだ
お前にゃぴったりだぜ
リトル・モンスター
逃げるんなら今のうちだぞ
正体がわかってからじゃ
もう手遅れなんだから

なあ,リトル・モンスター
何考えてるのか教えてくれよ
今までどこにいたんだよ?
今度は一緒に行かせてくれよ
気に入ってくれて嬉しいぜ
そんなにハッキリ言わないで
少しは当てる楽しみを
俺にも残しといてくれ

落とした女はいくらもいたし
ヤリたい気持ちも隠さない
何もないって言ってるけど
それなら出てきて手に入れろよ
傷つけられたら傷つけ返す
女を食い物にするヤツなんだ
お前にゃぴったりだぜ
リトル・モンスター
逃げるんなら今のうちだぞ
正体がわかってからじゃ
もう手遅れなんだから

(余談)

曲がカッコイイので取り上げました。タイトルを見た時は,あのガガ様がファンに宛てた曲かと思ったのですが全く別の曲でした。タイトルのLittle Monsterは,歌詞に登場する(おそらく)女性を指しているようですが,どう見ても「モンスター度」は遥かに主人公の方が高そうです。

とりわけこの箇所「I got love on my fingers, lust on my tongue」など, 邪心持ちの私には訳文以上の意味(というよりもっと身も蓋もない意味)があるような気がしてならないのですが,残念ながらそれをここで詳らかにすることはできません。私の推測が正しかった場合,ここ本館の自主規制コードに引っかかるであろうと思われるのもその理由のひとつですが,それ以上に,その推測が大きく外れていた場合,私の人間性に対する評価が著しく低下しそうに思われるからです。

したがって,ここでは以下のGoogle大先生のお言葉から,私の心のうちを皆様に推察していただくより他ありませんが,このままでは若干わかりにくいと思われるため,大先生にも容易にご理解いただけるよう,I got love on my fingers and I got lust on my tongue.と書き直してから,大先生にご登場いただきましょう。

私は私の指に愛を持って、私は私の舌の上の欲望を持って

・・・いかがでしょうか?

それにしてもこの曲,あのミダス王のRunaway Babyと内容はほとんど一緒なのですが,どうしてここまで受ける感じが違うのでしょうか?

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